高山

高山の町の魅力は、1300年前から「木」を活かした技術で糧を得ていた人々が積み上げたきた文化、
感性が今も町の人々に脈々と受け継がれ、それらが至るところで感じられることが根底にあると思います。

「日本三大美祭」の一つでもある高山祭の屋台行事は、
ユネスコ無形文化遺産にも登録されるほどの評価を得ており、高山の町を象徴する最たるものでしょう。
(当然、昭和館の木材も)

自然豊かな山や川に囲まれた環境で育まれた飛騨牛や飛騨ももなどの食材も大きな魅力の一つ。
高山は「食べ歩きの町」という側面もあり、
飛騨牛のお寿司を食べながら町を闊歩することも高山観光の楽しさを高めるコツです。

飛騨高山の古い町並

飛騨高山の古い町並

城下町の中心・商人町として発展した高山の上町、下町の三筋は「古い町並」といわれ、飛騨高山観光のメインスポット。出格子の連なる軒下には用水が流れ、造り酒屋には杉の葉を玉にした“酒ばやし”が下がり、風情ある町家が連なっています。老舗の味噌屋や土産物屋、カフェ、レストランなど店舗も豊富。名物みたらしだんごなどの食べ歩きも楽しいエリアです。

【おすすめコメント】
人力車に乗って古い町並みを巡るのもおすすめです!
高山陣屋

高山陣屋

陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所で、役所や役宅、米蔵などの総称。幕末には全国60数ヶ所あったといわれる郡代・代官所のなかで、当時の建物が唯一現存するのがこの「高山陣屋」です。特に、年貢米を収めた御蔵8棟は築400年を経たわが国最古・最大の土蔵といわれています。門前の広場では毎日朝市が開かれています。

【おすすめコメント】
徳川幕府の陣屋がほぼ完全な形で残る国史跡指定です。
高山祭屋台会館

高山祭屋台会館

櫻山八幡宮の境内にあり、秋の高山祭に使用される11台の祭屋台を4ヶ月ごとに入れ替えて展示。国指定重要有形民俗文化財でもある祭屋台の実物を常設展示する唯一の施設で、飛騨の匠、金工、漆工などの技術を間近に体感できます。祭りばやしが流れる館内には祭り装束の人形が配され、臨場感たっぷり。15分間のビデオで高山祭も見物できます。

【おすすめコメント】
併設の桜山日光館では、日光東照宮を忠実に再現した模型を展示
飛騨高山の朝市

飛騨高山の朝市

江戸時代から、米市、桑市、花市などの市として発達した「飛騨高山の朝市」。明治中頃から、農家の奥さんたちによって野菜が並べられるようになり、現在は、陣屋前広場の「陣屋前朝市」と宮川沿いの「宮川朝市」の2ヶ所で開催。もんぺ姿のおばさんたちの飛騨の方言を耳にしながら、新鮮な野菜、お漬物、味噌、民芸品などを購入できます。

【おすすめコメント】
土産物屋とは違う手作りの味や品が並ぶのも朝市ならでは!